きくち体操は「なぜ動くことは心と体によいのか」という素朴な疑問から出発しました。
私は、その答えを求めて人間の体を学び直し、体のメカニズムに沿った「健康に直結する動き方」を模索してきました。
たくさんの人の体に触れながら、「体をどう動かすと体のどこにどういいのか」ということを繰り返し研究し、実践し、一つひとつの動きを積み上げてきました。
その集大成がきくち体操です。
自分の体を知り、動かすという私独自の『きくち体操』を通して、今まで数えきれないほどのあらゆる年齢層の人々が健康を獲得され、「動かして育て続ければだれでもいくつからでも健康になれる」ということが実証されました。
そして、多くの方のこの驚くほどの変化を目の当たりにするにつけ、鍛えるのではなく毎日自分自身を見つめながら育てる『きくち体操』が、体の持っている力を最大限に引き出す動きであり、単なるトレーニングやストレッチ、シェイプアップでは得られない健康でバランスのとれた心身を育て上げる『作業』であると、私は自負しています。
至れり尽くせりの世の中になって、現代の日本人の体の萎え方には真剣に危機感を感じています。私はひとりでも多くの方がきくち体操を通して、健康を手に入れる術を知り、自分自身を育んでいかれますことを願っています。
菊池和子
日本女子体育短期大学卒業。体育教師を経て「きくち体操」を創始し社会体育の指導にあたる。
きくち体操は川崎を本部とし、東京、神奈川の直営スタジオのほか、東京、神奈川、埼玉、大阪、兵庫、名古屋のNHK、朝日、よみうり、高島屋等主催の各カルチャースクールにスタジオを持つ。
また、横浜市では、市長の委嘱により健康づくり検討委員を勤め、現在は横浜市の「市民の健康づくり教育」の一環で市内全健康保健センターで講師を勤めている。
各局テレビ出演及び新聞、雑誌取材多数。
- 日本ホリスティック医学協会会員
- 湘南平塚看護専門学校講師(~2008年)
- (財)神奈川県予防医学協会講師(~1990年)
- 日本女子体育大学夏期体育指導者研修会講師(1995~7年)
- 日本ペンクラブ会員